アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラvs所英男 戦は戦略的に見ても、とてもすばらしい戦いです。
当時修斗で王座だったノゲイラは逃げる事が不可能と言われたギロチンチョークとエルボー等の変則的な打撃で敵を一瞬で静めてきた。
(私も総合格闘技を多少経験しましたが、彼を一言で証すると、コブラのような男、毒吹きのような打撃と獲物を締め上げ飲み込むようなチョークやサブミッション私はファンでした(^0_0^))
対し所は、まだし無冠のホープその所が、相手の逃げる事の出来ないとされたギロチンチョークを掻い潜り、判定延長、延長開始のゴング早々変則的バックブロウでダウンを誘いその後壮絶なパウンドで勝利を収める。
相手の土俵で戦わないと言うのが戦略では一般的な定石だが、相手の土俵に引きずり込まれるなかで、ギロチンチョークを掻い潜った時に、ギロチンの恐怖は無い。そしてストライキング(打ち合い)グラップリング(寝技)でも掻い潜った。その末に生まれた最終的な、バックブローだったのだろう。
見た目には技術が相手の世界観を凌駕した瞬間、中身は心理戦により、所がノゲイラを凌駕した瞬間それがバックブローという形になったのでしょう。
アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラvs所英男<HERO`S 2005 ミドル級世界最強決定トーナメント 1回戦 第2試合>




最後にこの所の勝利が以下に凄いかを比較するためにも、ノゲイラのPVを貼っておきます。
フランカ・ノゲイラ
ノゲイラのギロチンチョークはどれほど凄いのか一度締めてもらいたいわー\(^o^)/
戦略学はとても困難で難しいので格闘技など争いを元にして考えてみるととても分かりやすいでの今後は趣味で好きな格闘技などを元に解説して以降と思います。
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